0120-359-395 09:00~19:00 水曜定休
お家のお手入れ

Home care

せっかく建てた大切なお住い、
日々の困ったを解決するノウハウをまとめました。

トイレの詰まり

大量のトイレットペーパーを使ったときや、異物を落としたことに気付かず流してしまったとき、便器がつまってしまうことがあります。つまったものによっては専門の工事屋さんでないと直せませんが、「ラバーカップ」という道具さえあれば直せる場合もあります。万一に備え、ご家庭で常備されることをお勧めします。

解決策

1透明のビニールシートを用意します

周囲に汚水が飛ばないよう、透明のビニールシートの真ん中に穴をあけ、ラバーカップの柄を通しておきます。

2ラバーカップでつまりを取ります

便器の排水口にラバーキャップを密着させ、静かに押しつけ勢いよく引きます。排水が引き込まれるのでこれを繰り返します

3バケツで水を流してみます

つまりが取れたようなら、バケツで水を流し、スムーズに流れるかどうか確認します。このとき、いきなりタンクの水を流すと、つまりが取れていなかった場合に、便器から水があふれてしまいますので注意しましょう。

水栓金具からの水漏れ

水漏れや水が止まらないといったトラブル原因は、バルブカートリッジやパッキンの老朽化の可能性があります。
応急処置をした後で、設備メーカーの「お客様サポート窓口」へご連絡ください。

応急処置

ひとまず漏水を止めたい

状況がどうしても気になる時は、とりあえず止水栓を閉めましょう

水が止まらないなどの症状が出て、修理するまでどうしても気になる場合は止水栓を閉めて、いったん水を止めてから修理方法を探りましょう。
※止水栓にはハンドル式もあります。

止水栓の閉め方と調整方法

止水栓には、故障時に水を止める役割と、水勢を調整する役割があります。トイレの修理をする場合は、まず止水栓を閉めましょう。うっかり忘れると作業中にタンクから水があふれて大変です。

浴室の排水溝の流れが悪い

洗い場の排水トラップ、ヘアキャッチャーにゴミがたまっている可能性があります。 まず排水トラップのお掃除をしてみましょう。

解決策

1部品を取り外します

2取り外した部品と排水トラップを掃除します

取り外した部品は髪の毛などの付着を防ぐために、お掃除してください。
排水トラップの中のヌメリ、水アカはスポンジや歯ブラシでお掃除ください。

排水とラップにシンナーなどの溶剤や薬品類を流さない

排水経路が溶けたり、傷んだりして水もれするおそれがあります。

[排水パイプ用洗浄剤]
市販の排水パイプ用洗浄剤も使用できますが、分包(粉末)タイプをおすすめします。使用される場合には、洗浄剤の注意書きにしたがって正しくご使用ください。

結露で窓ガラスに水が付く

日常生活で結露現象はよく見られます。空気が一番冷やされる場所、すなわち、窓、コンクリート、壁、あるいは、空気だまりになるタンスの後ろや部屋の隅で結露現象を多く見ることができます。結露は一つの自然現象ですので、条件さえあえばどこでも、どんなサッシでも発生します。出来るだけ暮らしの工夫で結露を防止しましょう。

防止策
  1. 水蒸気が部屋にこもらないようにこまめに換気する。
  2. 就寝中に体から大量の水蒸気を発散します。寝室の換気もまめにしよう。
  3. 洗濯ものは、部屋ほしを避ける。
  4. 観葉植物は水蒸気を発生するので、おかれている部屋にはこまめに換気をする。多く発生する部屋から撤去する。
  5. 加湿器のご使用は控える。
  6. 暖房機は燃焼ガスを室内に放出しないエアコン・FFストーブ・電気ストーブを使用する。
  7. 空気だまりになる出窓・タンスの裏壁などの場所は、常に空気が回るように扇風機などで循環させたり、通気性を向上させる。
  8. カーテン・神はり障子はこまめに開ける。長時間、閉めたままにしない。多少開けておくだけでも効果があります。

電動シャッターが動かない

いくつかの原因が考えられますので、該当する症状別に対策を行ってください。

原因停電している解決策停電の復旧までしばらくお待ちください。
原因ブレーカーが落ちている解決策ブレーカーをセットしなおしてください。
原因最近、近所に落雷があった解決策落雷による故障は、過電流のため基盤その他が破損している場合がありますので、点検・修理が必要です。
原因壁スイッチの電気切れ解決策

電池を交換してください。電池交換時に内部に水や異物が入らないように注意してください。 【作業のために必要な工具など】●交換用の電池:リチウム電池CR2430またはCR2032をご使用ください。●マイナスドライバー●布切れ(スイッチカバーを傷つけないようドライバーの先端をカバー)

原因停電時開閉モードになってモーターのクラッチが外れている解決策

停電時開閉機構のハンドルを下方に引いてクラッチを入れてください。

原因連続動作によるサーマル停止解決策訳15分待ってから作動させてください。(連続)

玄関のかぎが開錠・施錠できない

いくつかの原因が考えられますので、該当する症状別に対策を行ってください。

原因ストライク受けの位置がずれている解決策

1.ストライク取付ねじを緩め、ストライクA(表板)を動かして調整してください。
2.ストライクAで調整しきれない場合はストライクA・B(表板+裏板)ごと動かして調整してください。

原因鍵またはシリンダー(鍵穴)自体に問題がある解決策

1.ストライク取付ねじを緩め、ストライクA(表板)を動かして調整してください。
2.ストライクAで調整しきれない場合はストライクA・B(表板+裏板)ごと動かして調整してください。

  • 1.ホコリを掃除機で吸い出します。

  • 2.鍵の汚れを取り除きます。

  • 3.鍵穴に潤滑剤を塗布します。

原因シリンダーが浮いている解決策取付ビスを締め付けてください。

それでも開錠できない場合は・・・
鍵を解錠するには専門技術が必要となるため、ドアを開けること住宅に侵入することが不可能な場合、 ロックメーカーや 日本ロックセキュリティー協同組合加盟の鍵専門店カギの110番・カギの救急車などに 直接ご連絡いただき鍵の解錠をご依頼願います。

キッチンの排水溝の流れが悪い

いくつかの原因が考えられますので、該当する症状別に対策を行ってください。

原因残菜がゴミかごに溜まってしまった解決策

トラップに汚れがたまった場合は、トラップ下部の点検キャップを取り外し、市販の洗浄ブラシなどを使って汚れを取り除いてください。 その際、トラップにたまっている水(約210ml)を受け取るために必ず「水受け」をご用意ください。 汚れを取り除いたら点検キャップを取り付けてください。点検キャップは手で強く締め付けてください。 最後に水を流し、点検キャップから水が漏れないことを確認してください。
※排水ゴミかごは、週に1度くらい中性洗剤などで洗うと効果的です。

原因大量の水を一気に流してしまい、ダブルトラップになっている

※ダブルトラップ:1つの排水経路に2か所以上のトラップ(下水管の臭気などが逆流しないよう水で封をする機構)があると 排水路に配管内部の空気の逃げ道がなくなり、音鳴りが発生したり排水が不円滑になる場合があります。

解決策

洗い桶の水を一気に流した場合は、配管の排水能力の関係で、ある程度の空気音は発生します。 以前よりも排水音が著しく大きくなった場合は排水管内部の詰まりや汚れの蓄積により、排水が不円滑になったことが考えられます。 キッチンの取扱説明書を参照し、排水トラップの点検キャプや防臭器を外して、詰まりや汚れの蓄積がないか、確認してください。 また、パイプクリーナーを使って、配管内の汚れを一度洗浄してみてください。

原因排水ホースがまがってしまった解決策

排水ホースがまがっていると、ダブルトラップや排水ホースのつまりの原因になることがあります。また、排水ホースが長く、 配管の中で丸まって水がたまり、ダブルトラップになっていることもあります。 必ず排水ホースを切断し、排水管にぶつからないようにしてください。

お湯がでない

給湯器がガス機器と電気機器で対処法が異なります。それぞれのケースをご参考ください。

解決策

ガス給湯器の場合

ガスが止まって、ガスメータの赤ランプが点滅していたら、以下の手順で復旧できます。 ガスもれなどの異常がない場合は、復帰してガスが使えるようになります。

エコキュートの場合

①お湯切れ、②配管の凍結、③汚れの付着が考えられます。

  • ❶お湯切れ → いつもの使用量に合わせて、お湯を沸き上げていきますので、いつもと違う使用量の日は足りなくなる場合があります。 貯湯量が不足している場合は、「タンク湯増し」または「沸増し」スイッチを押して貯湯量を確保してください。
  • ❷配管の凍結 → 給湯栓(お湯側蛇口)を少し開いて解凍するのをお待ちください。今後の予防策としてリモコンの給湯温度を「水」にしていただき、 1分間に200cc程度出るよう給湯栓(お湯側蛇口)を開けてください。
  • ❸汚れの付着 → 浴槽循環口やふろ配管が汚れていると、エラー表示が出ることがあります。浴槽循環口のカバーを取り外し歯ブラシなどで フィルター部のゴミや湯垢などの汚れを落としてください。 風呂釜用洗浄剤でふろ配管の洗浄を行ってください。

サッシが開かない

いくつかの原因が考えられますので、該当する症状別に対策を行ってください。

原因サブロックが掛かっている解決策

サブロックを解除してください。

原因建付けが悪い解決策

サッシには戸車調整機能が付いていますので、調整をお願いします。

  1. 障子の下端にあるプッシュボタン(ないものもあります)をいったん外し、調整ねじを回し、高さを調整します。
  2. 調整後はプッシュボタンを戻してください。
  3. 障子を上げたい場合・・・右に回す。(時計回り)
  4. 障子を下げたい場合・・・左に回す。(反時計回り)
※詳しくはお使いの製品の取扱説明書をご確認ください
原因レールが破損、または傷、曲がった解決策

日常生活をしていて、破損という現象はほとんどありませんが、重量物の落下などでつぶれ、曲がりが発生するケースがあります。 サッシの枠部を交換するには、外壁を外す必要がありますので、その部位のみの交換は不可能となります。 そのため、ほとんどの場合、サッシの交換工事になります。ただし状況によっては元通りには直りませんが、ある程度修正できるケースがあります。 小さい傷の場合は、補修用のフェルトペンをお試しください。

シャッター窓が重い

手動で開閉を行うタイプのシャッター窓に関し、設置から比較的年数のが経たない段階で「開閉の際にシャッター窓が重く感じる」という方が多くいらっしゃいますので、まずは下記対策を試してみてください。

解決策

設置から10年以内のシャッター窓が重く感じる場合、設備の不良よりも開け方に問題のある場合が多いです。 前後に力を加えながらシャッターを開けようとするとスムーズに開かないので、図のように中央に手をかけてまっすぐ持ち上げることで重さが軽減される可能性が高いです。 それでも重く感じる場合はスプリング不良、油切れの可能性がございますので、メーカーにお問い合わせください。 ※シャッターが凍結している場合は破損の原因になりますので無理に開閉せず、凍結が溶けるまでお待ちください。

各部の名称

シャッターの開け方・閉じ方

操作レバーの場合

[開け方]

❶操作レバーに手をかけもち上げ、解錠してください。 ❷座根の中央付近に手を掛けて持ち上げてください。

[閉じ方]

座板を引き下げてシャッターを締め切ってください。

操作ロープの場合

[開け方]

操作ロープを持ち上げると解錠され、そのまま持ち上げるとシャッターが開きます。 (操作ロープを巻き込まないようご注意ください。全開時には、ロープをシャッターに付けず垂らしてお使いください)

[閉じ方]

操作ロープを引き下げてシャッターを締め切ってください。 閉めた後、操作ロープはスラットに貼り付けておいてください。

フック棒(別売品)を使った場合

座根のヒレに引っかけてご使用ください。

電子ロックが作動しない

リモコンやカードキーで開場するタイプの機器に多いのが「電子ロックが動作しなくなる」という状況です。
該当の状況に陥った場合、下記対策を試してみてください。

解決策

電子ロックが動作しなくなった場合、慌てずに電池消耗について確認してください。 「電子ロックが動作しなくなる」というお問い合わせの中で最も多い原因がこの電池切れです。電子ロックは消耗しやすいので必ずご確認ください

ドアの表面材が剥がれてしまう

意外と剥がれやすいドアの表面材。見栄え悪くなってしまわないように、対策を確認しましょう。

特徴

ドアの表面は粘着性の強いセロハンテープやガムテープ等を貼り付けてしまうと、図のようにすぐに剥がれてしまいます。 特にお子様のいらっしゃる家庭の場合誤って貼り付けてしまう可能性があり、表面材の剥離につながるので、ご注意ください。

解決策

万が一剥離をしてしまった場合は修理業者による対応が必要となります。 また、誤ってガムテープなどを貼り付けてしまった場合、「ソルベント」と呼ばれる溶解剤を使うことで塗料を溶かさずに容易にはがせるようになります。

クロス・床に目立つ隙間が出てしまう

特に冬になるとクロスや床材に隙間が目立ってくることがあります。下記に従って対策を行ってください。

特徴

木造住宅の場合、生活していく中で床やクロスの継ぎ目に隙間ができてしまうことがあります。 これは温度や湿度によってクロスや床の木材が収縮を起こすことが原因となっており、新築の建物であれば、ハウスメーカー、ビルダー関係なくほぼ必ずと言って良いほど起こります。

解決策

主に冬など乾燥する時期にクロスや床の木材が縮んでしまうことで隙間ができる場合が多いので、 加湿器など使用して室内に適度な湿気を保つことで解決します